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「だてに恋鯉プロジェクト~みんなで繋ごう鯉のぼり~」 世界記録に挑戦!

震災の影響で、子どもの減少が進む「だて」地域。

そんな状況をなんとかしようと、だて地域に住む大人たちが一つのプロジェクトを立ち上げました。

 

【 だてに恋鯉プロジェクト ~みんなで繋ごう鯉のぼり~ 】

 

鯉のぼりを使った世界記録に挑戦し、だて地域は子どもたちが将来への希望が持てる街だと全国へ発信。

その鯉のぼりには、現在だて地域に住む子どもたちのメッセージが込められていました。

 

この日の天気予報は、くもり時々雨。

前日には、大雨と雷で周辺が停電になりました。

 

この日は、だてな復魂祭2014と霊山太鼓まつりに合わせてこのプロジェクトを開催しています。

 

ただ、会場の土の部分はたくさんの水たまりがあり、多くの方に来ていただけるか少し心配です。

 

そして、照明灯の間に3列に並んでいる小さな点。

これが全て鯉のぼりです。

 

この無数の鯉のぼりを、このあと数えることになるのですが…

 

「本日は、よろしくお願いします!」

 

ギネスワールドレコーズ公式認定員 マクミラン舞さんが来場されました!

 

だてな復魂祭を主催するだて青年会議所理事長 木幡睦人さんと名刺交換です。

 

今回は、イベント会場に掲げられている鯉のぼりを公式認定員にカウントしていただきます。

 

そして、2011年に香港で認定された記録が更新されれば、認定式が行われる予定になっています。

「このカウンターを使って、一匹ずつ数えてください。」

 

とはいえ、たった一人で7,000以上の鯉のぼりを数えるのは、さすがの公式認定員でもムリがあります。

 

福島県警伊達警察署から樫村公男署長をはじめ3名の警察官に、記録認定の助っ人として来ていただきました。

 

カウントした鯉のぼりは、世界記録として登録されます。

しかし、柱などの障害物にかさなり風になびいてない鯉のぼりは記録から除外されます。

 

計測の方法や記録として数えてよい基準などを確認するため、入念な打ち合わせが行われています。

「カチ、カチ、カチ…」 

 

右手に持ったカウンターで、一匹ずつ正確に鯉のぼりを数えていきます。

「ガンバレ福島!」 

 

さまざまなメッセージが込められた鯉のぼりが、風になびいています。

 

そして、このころには青空が見えてきました!!

7,000匹以上の鯉のぼりが、大空を泳いでいます!

公式認定員と警察官のみなさんが地道なカウント作業を続ける一方、舞台では子どもたちがこの日のために一生懸命練習した和太鼓を披露していました。

 

タカタン!タカタン!タカタカタン!

もちろん、大人たちの大太鼓もあります。

 

ドーン!ドドーン!

「福島のおいしい桃を、どうぞ!」

 

会場では、ミスピーチが来場者に桃をプレゼントをしていました!

 

福島の特産は果物。特に桃は全国2位の生産量です。

他にも、会場には出店やジャグリング、ポケモンセンターなどもあり、多くの来場者が詰めかけていました。

 

主催者発表では、約3万人!

「あそこで泳いでるの、私の!」

 

自分でメッセージを書いた鯉のぼりを見つけて、喜んでいる子もいました!

そして、今回もテレビ・新聞と多くメディアに取材していただきました。

 

こちらは、福島中央テレビさま。

 

公式認定員に、世界記録挑戦の難しさなどについて質問しています。

「ぼくも最近、おかげさまでヒザ神と呼ばれるようになりまして…」

 

太陽も徐々に傾きかけたころ、舞台ではふくしまスマイルキャラバンで駆けつけていただいた、吉本興業フルーツポンチさんのトークが始まりました。

 

この後いよいよ、カウントが終了した鯉のぼりの数が発表されます。

 

香港で認定された、世界記録を更新したのでしょうか…

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