世界第4位への軌跡
Vote Now!(投票しよう!)
その合い言葉で始まる「Fan Choice Record of the Year 2014」。
被災地の高校生が完成させた【世界最大の大豆アート】が世界各国を代表するギネス世界記録と戦い、ついに世界第4位の栄光をつかみました。
その軌跡を余すことなくお伝えします!
予選
日程
2014年9月19-26日
参加数
5組
参加国
日本、アイルランド、イギリス、ドイツ、ブルガリア
2014年9月、ギネスワールドレコーズから「Fan Choice Record of the Year 2014」へのノミネートの連絡が届きました!
すぐに予選が開始され、投票期間は1週間。
【世界最大の大豆アート】を製作した相馬農業高校の生徒や関係者たちは、一斉にギネスワールドレコーズ公式サイトに投票を行い、同時にFacebookなどで投票の呼びかけを行いました。
9月26日に、投票は締め切り。
その結果は…
みごと1位を獲得し、日本勢で初めての予選突破です!
しかも得票率は、全体の84.11%!
これは、これまでに日本からノミネートされた10数組の中でもダントツの得票率!
過去にノミネートされた数百組、世界中の全記録と比べても歴代3位の記録です!
(日本の過去最高得票率は、世界最大のおむすびアート 28.14%)
(全体の過去最高得票率は、リンカーンログ(おもちゃの木材)でできた世界最大の建築物 87.49%)
また、予選の詳細はギネスワールドレコーズ公式サイトに掲載されています!
【ギネスワールドレコーズ公式サイト】
FAN CHOICE: SEPTEMBER 19 - VOTE NOW! [ 日本語 ]
(サイトのリニューアルにより、投票結果のみ表示されなくなっています)
記録名 国名 得票率
Largest bean mosaic
(世界最大の大豆アート)
日本
84.11%
Most people in a decorated hat competition
(飾り帽子コンテストに参加した最も多くの人々)
アイルランド
1.64%
Heaviest cauliflower
(世界最重量のカリフラワー)
イギリス
9.32%
Longest red carpet
(世界最長のレッドカーペット)
ドイツ
3.01%
Largest martenitsa
(世界最長のマルテニッツァ)
ブルガリア
1.92%
準決勝
日程
2014年12月15日-2015年1月6日
参加数
11組(第2グループ)
参加国
イギリス、オーストリア、フィリピン、コロンビア、アメリカ、シンガポール、インド、日本
12月、決勝トーナメントが開始しました!
まずは3グループに分かれて準決勝を行います。
【世界最大の大豆アート】は、第2グループでイギリス、インドなど各国を代表するギネス世界記録と戦うことになりました。
後半は、アメリカ代表の【世界最多のバンブーダンス】(LARGEST TINIKLING DANCE)とのほぼ一騎打ち!
3週間の長丁場は、抜きつ抜かれつの激しい攻防!
しかし、投票締切日の1月6日。
ついに力尽き、わずか1%の差で1位になることができませんでした…
【ギネスワールドレコーズ公式サイト】
決勝
日程
2015年1月8-14日
参加数
6組
参加国
ポルトガル、フランス、フィリピン、アメリカ、日本
1月8日、ギネスワールドレコーズからメールが届きました。
「あなたの記録は、【Fan Choice Record of the Year 2014】の決勝戦に進出したことをお知らせします。good luck!」
えっ!?
準決勝で敗れたんじゃなかったの???
と思ってたのですが、準決勝は上位2組が決勝に進めるとのこと。
つまり、準決勝で2位だった【世界最大の大豆アート】も決勝を戦うことができるのです!
その事実を知ってすぐに関係者に連絡を取り、投票を呼びかけをすることに。
そして、今回は作戦を一つ立てました!
相馬農業高校の先生が投票を呼びかけるチラシを作成し、みんなで市内のショッピングモールや成人式でそのチラシを配るのです。
さすがに決勝とあって、どのギネス世界記録もドンドン票を伸ばしていきます。
しかし【世界最大の大豆アート】も、自作のチラシ配りやSNSでの呼びかけの成果もあり、一時は2位に躍り出ました。
このまま行けば世界一になれるかも知れない!という淡い期待が…
しかし時間とともに他のギネス世界記録の得票率の伸びが凄まじく、徐々に追いつき、追い越され。
最終的には4位という結果になりました。
(世界一はフランス代表のギネス世界記録【世界最大のコルクアート】(LARGEST CORK MOSAIC))
【ギネスワールドレコーズ公式サイト】
ただ世界一こそ逃しはしましたが、約50,000組の挑戦者の中から世界第4位も大変光栄な結果です。
多くの方にご協力・応援いただいたからこそ、プロジェクト当初には全く想像もしなかった場所までたどり着くことができたのです。
Facebookでもたくさんの方にシェアされ、記事の閲覧数は合計で数万回にも及びました。
ご協力・応援いただいたみなさま、本当にありがとうございました。
ギネス世界記録挑戦から「Fan Choice Record of the Year 2014」の決勝までの約1年間、活動を続けた相馬農業高校の生徒たちは大きく成長を遂げることができました。
最後に、世界最大のシードアート製作委員会の代表をつとめた、山田裕亮くんから届いたメッセージをご紹介します。
→ 「世界最大のシードアート製作委員会」代表からのメッセージ